脱毛エステと医療脱毛、痛みの特徴は?

ムダ毛のない肌になりたい!
しかし、いざ脱毛するとなると、苦になるのは施術時の痛みのこと。
痛みが怖くて脱毛することを、ためらっているかたもいると思います。
エステサロンと医療機関での脱毛について、痛みにおける違いはあるのでしょうか。
まず一番の違いは、医療脱毛では医療行為が可能であり、麻酔をしてもらえることです。
また、医療脱毛と脱毛エステでは、使用する脱毛機器が違います。
医療機関では、施術中に何らかのトラブルが万が一発生しても、医師による適切な処置が行えます。
それゆえ、強力な出力のレーザー機器を使うことが国から許可されているのです。
医療脱毛は、強い照射パワーで、より深い毛根まで破壊することができるため、それだけに痛みも強いと言われています。
しかし、機器も進化し、必要最低限の温度で痛みを抑えながらの、新しい脱毛方法を行っている医療機関もあります。
脱毛するときの痛み、原因は?
レーザー脱毛(アレキサンドライト)!医療とエステの脱毛の違いとは?!
【美容口コミ広場TV 第1回】(2/5)
針脱毛は、極細な針を毛穴のひとつひとつに刺し、電流を流し込みます。
毛が生えてくる細胞を破壊して、再生を阻止するというわけです。毛穴に針を刺すということ、そこに電流を流すということは、必然的に痛みが生じます。
そのほかの脱毛法として、光エネルギーの性質を利用した、レーザー脱毛とフラッシュ脱毛(光脱毛)があります。黒い色に反応する特殊な光が発した熱を、毛根組織に作用させるのです。
最近の脱毛エステサロンでは、主に、フラッシュ脱毛での施術を行っているようです。よく例えられる表現ですが、「輪ゴムでパチンとはじかれるような痛み」だそうです。
フラッシュ脱毛はレーザー脱毛よりも威力が弱く、毛根を完全に破壊することはできません。何度も施術することで毛の再生力を弱めていくしくみで、肌への負担が小さく、痛みも感じにくいようです。
レーザー脱毛は、熱で毛根を破壊するため、同じ毛穴から毛が再生することはありませんが、フラッシュ脱毛と比べて痛みを感じる人が多いようです。
痛みには皮膚の強さや毛の太さ、密集度も関係してきます。また、皮膚の弱いデリケートゾーンでは、多くのかたは痛みに敏感になることでしょう。
痛みを和らげる方法と、脱毛後のケアについて

脱毛の痛みは、人によってとても痛く感じたり、たいして感じなかったりと、個人差があります。
乾燥肌や乾燥しやすい肌を持っているかたは、痛みを感じやすくなっているかもしれません。脱毛の施術を受ける前の肌質を向上させることが大切です。
普段から、施術する部位を保湿しておいたほうがいいでしょう。
また、体調管理にも気をつけ、体調不良の時には施術しないようにしましょう。生理前後の施術も避けたほうが無難かもしれません。肌が敏感になるため、痛みを感じやすくなります。光エネルギーが黒い色に反応する脱毛では、日焼けはしていないほうがいいでしょう。
脱毛後のケアも重要です。肌を冷やし、エステサロンや医療クリニックから渡された、軟膏やクリームがあれば使用しましょう。なければ使用感の優しい保湿クリームを塗りましょう。日焼け止めも使い続けましょう。
脱毛にリスクはつきものです。
国民生活センターでは消費者に対し、痛みなどを感じたら速やかに医療機関を受診するように呼びかけています。
またエステや医療機関に対しては、リスクをきちんと説明するよう求めています。
施術する場合はどの方法にすればいいのか、よく考えしっかり見極めましょう。