脱毛サロンで契約するときに気をつけること
人気ランキング上位の脱毛サロンであっても、契約条件をきちんと確認しないまま契約を結んでしまうと、後々後悔してしまうことにもなりかねません。
CMや広告、口コミなどを鵜吞みにせず、疑問や不明な点は確認することが大切です。
エステ事業者は、期間が1か月、金額が5万円を超える契約においては「概要書面」と「契約書面」を交付しなければなりません。
消費者は、契約したけれど解約したい場合には、契約書面を受け取ってから8日間はクーリング・オフすることができます。
脱毛プランや料金について気をつけること
脱毛サロンによっては、毎月の支払いが1万円以下で全身脱毛ができるプランがあります。
月々の支払いが安くても、支払い総額を計算してみたらかなりの金額になっていることがあります。
そうだと知らずに契約してしまった方もいるのではないでしょうか。
料金については支払い総額を算出してみてください。
脱毛が完了するまでは長い期間がかかります。
また、脱毛は通常毛周期に合わせて2~3カ月ごとにすることになります。
月額制には、サロンに通わない月でも料金を支払わなければならないことがあります。
月額制には毎月一定額を払い続けるプランと、支払い総額を分割して支払うプランの2通りがあります。
脱毛プランによって月額制か回数制などがあり、またそのプランに有効期限が決まっていることがあります。
有効期限を過ぎると、回数が残っていたとしても施術を受けることができなくなります。
回数券に有効期限があることがありますので、確認してみてください。
プラン以外にかかるものとして、施術前の自己処理において剃り残しがあると、シェービング代がかかることがあります。
シェービングサービスをしていないサロンもあり、剃り残しがあると、施術を断られることもあります。
解約や変更において気をつけること
やむをえない事情などにより、脱毛サロンにしばらく通えない場合、「休会制度」のあるサロンもあります。
「解約制度」はサロンによって違います。
解約手数料は一律で決まっていたり、契約金額と残り回数により決まることが多いようですが、解約手数料が一切かからないサロンもあります。
解約した場合、残り回数分の費用を返金してくれるサロンであれば、安心ですね。
脱毛サロンに通ううちに、契約していない部位を脱毛したくなる方も多いようです。
部位ごとに料金が決まっているサロンでは、同じ料金のパーツであれば、契約を変更してくれることがあります。
全身脱毛のプランを、パーツ別のプランに変えることは難しいと思われます。
キャンペーン料金で格安な契約を結んだ場合、変更が困難で、中途解約や新規契約になることがあります。
また、契約した回数を消化したけれども脱毛が完了しなかった場合、継続して施術を受けるためには、追加料金を払うことで回数が増やせるのか、それとも新たに契約を結ぶ必要があるのかなど、事前に確認しておきましょう。
まとめ
契約におけるトラブルを回避するために、これは当たり前のことですが、契約書は必ず全文に目を通し、確認してからサインしましょう。
契約書は、大切に保管しておきましょう。